福祉心理士

この仕事について

高齢化社会がどんどん進んでいて、
当面はこの傾向がしばらく続くのではないかと考えられています。

そこで、介護や福祉関係の施設も日本全国に増えてきていますし、
福祉関係のサービスを利用する人も今後さらに増えてくるだろうとみられています。

福祉心理士とは、このような福祉サービスを利用する人のケアを行っていく人を指します。

福祉心理士の仕事内容としてまず、
福祉サービスを利用する人のアセスメントを行います。
その上で、サービス利用者と家族がいる場合には
その家族の福祉心理面のカウンセリングなど必要な支援を実施します。

サービス利用者だけでなく、
福祉関係の施設に勤務するスタッフの心理相談も実施します。
福祉サービスが円滑に行われるためには、
福祉心理士によるサポートが今後さらに必要になるはずです。

福祉心理士の資格は、日本福祉心理学会が認定しています。
上で紹介した人々に対して必要な支援を行うだけの専門的な知識や
スキルを習得しているかどうかを考査して、資格認定を実施します。

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福祉心理師になるには

福祉心理士になるためには、まず申請手続きをする必要があります。
申請手続きは、日本福祉心理学会の資格認定委員会事務局で行っています。

資格申請をするにあたって、条件がいくつかあります。
その中に必要な修得科目があるのでチェックしてください。
3種類の分野にわたって、条件が付いています。

まずは基礎科目として、2単位以上の習得が必要です。
基礎科目は心理学と福祉心理学、
社会福祉学のうちの2科目で2単位以上の習得が求められます。

2つ目は、心理学関係科目です。
臨床心理学と審理査定法、カウンセリング、
心理療法、児童心理学、発達心理学、障碍者心理学、
高齢者心理学の8つの科目が対象です。

この中から4科目8単位を含め、
合計で12単位以上習得している条件が掲げられています。

最後の条件は、社会福祉関係科目です。
相談援助もしくは精神保健福祉援助技術の2単位を含め、
合計12単位以上を習得していることが条件です。

この3つの条件を満たして、かつ合計で32単位を取得している必要があります。
ちなみに精神医学や神経内科学、リハビリテーション論、
精神保健学などの医療・保健関係科目で代用も可能です。

代用の対象になるのは、
心理学関係科目のうちの2科目4単位ならびに社会福祉学関係科目の中の2科目4単位です。

中にはこのような学問を履修したことがないけれども、
福祉関係の実務経験を有しているという人もいるでしょう。

そのような人は実務経験が一定の条件をクリアしているのであれば、
資格申請可能なケースもあります。

これから需要が増してくるジャンルなので、
福祉心理士の資格取得を目指してみるのはいかがでしょうか?