パーソナルスペース

むやみに近寄ってくる人は信頼できない

初めてお話しする人がやけに近くに寄ってくる、商品の説明をする営業マンがぐっと近寄って話をすると、ぶしつけな人だなとかなんか威圧感がある・・・と嫌な印象を受けたり、苦手という印象をもったりします。

人はみんな自分のスペースというものを持っていて、その距離に入ってきてもいい人と、入ってくることを不快に感じる場合があります。
親しい人はどんなに近くに入ってきても安心して会話ができますが、それほど近しい人ではないのにぐっと近寄って話をされると、ちょっと無理!となってしまう事が多いのです。

こうしたスペース、これ以上近寄ってほしくないと感じる範囲の事をパーソナルスペースといいます。
合コンをしている時などもこの人やけに近寄ってきて嫌だなと感じる事等がありますが、これは、無神経に自分のパーソナルスペースに入りこんできた不快感から思う事です。

4つの距離感

パーソナルスペースには、密接距離と呼ばれる0cmから45cmという距離、さらに個体距離と呼ばれる45cmから120cm、社会距離と呼ばれる120cmから350cm、最後に公衆距離と呼ばれる350cm以上という距離があります。

密接距離は仲のいい友人、夫、妻などかなり近くに来ても違和感などを感じないパーソナルスペースです。
しかし親しい人以外がこの距離に入ってくると不快に感じます。

個体距離は手を延ばせば届く、という距離で友人との会話にはこの距離が一番理想的といわれています。
社会距離は体に触れる事が出来ない距離で、声を届ける事が出来ますが、体に触れるには遠い距離を保っているパーソナルスペースです。

最後に公衆距離、これは講演会などでお話をする際、聞いている人との間に必要となる距離といわれています。
この距離は話をする人が、聞く側の方の顔を見る事の出来る距離といわれています。

これら4つのパーソナルスペースについては、日本人と海外の人で違いがあり、アメリカなど海外の方々の方がよりパーソナルスペースが狭いです。
更に女性の方が防衛本能が強いとされていて、パーソナルスペースは広いといわれています。

間にとってよいパーソナルスペースを理解することが大切

顧客と話をする時、また取引先と話をする時、同じ距離のパーソナルスペースをとっているという事では、いい営業マンとなりません。
顧客はあくまでもお客様ですから、ある一定の距離を保つ必要があります。

取引先についてはどのくらいの付き合いなのかに寄りますが、お客様に対する時よりも近い距離になるはずです。
しかしこのパーソナルスペースを意識せず、どんな人でも近寄って話をするという人は、相手にとってぶしつけな人、失礼な人と取られている可能性があります。

自分が同じ立場の方からどの範囲まで入ってこられると不快なのか、遠慮しなければならないパーソナルスペースを理解すると、気持よく会話できる人、安心して会話できる人となれるはずです。