ミラーリングとはどんな心理学テクニック

ミラーリングとは

ミラーリングとはどんな心理学テクニックなのでしょうか。
最近はメンタリストや心理学などテレビや雑誌で話題に上ることも多く、
一度くらいは耳にしたことがあるかもしれません。

そもそも、
人間は自分と似ているものに対して親密な感情や行為を抱いてしますのです。
類似性の法則。自分と似ている人が大好きなのです。

その心理を効果的に使うのがミラーリング。
勘のいい方であれば、ミラーリングという文字から察しがつくかもしれません。

その名の通り、鏡という意味を表しています。
何気なく相手がとっている行動に対して、
まるで鏡のように自分の動きを相手に合わせ同じようにすること。

これは、当然のことですが同じタイミングで行います。

例えば

相手がコーヒーカップを手にとれば、
自分もおなじようにコーヒーカップを手にとると言った調子です。
相手が口元にカップを運べば、自分も同じようにカップを口元に運びます。

このように相手と同じ動作を繰り返していくだけで構いません。
「わたしはあなたと似ています、同じなのですよ」
というサインを相手に送り続けるのです。
結果、潜在意識レベルの深い信頼関係を築くことができるでしょう。

moyou

ミラーリングについて、
ニューヨーク大学のターニャ・チャートランドが実験を行いました。
二人一組でペアになり、相手との好感度を測る実験です。実験時間は15分間。

ペアの相手の姿勢やしぐさを真似るように指示をしたAクラスと、
何も指示をしなかったBクラスと2パターンの実験を行いました。

実験結果

実験後相手の好感度を調べたところ、
Aクラスは73%であったのに対してBクラスは65%にとどまったという結果に。
真似する仕草はどのようなものでも構いません。

姿勢や足の組みかた、手の位置、髪をかきあげる仕草など。
ただし、あまりにも不自然なのにやりすぎてはいけません。

今度は相手の顕在意識に見つかってしまい、厄介なことになるでしょう。
どうして真似してるのだろうと気付かれてしまうということです。

潜在意識に入り込んでいないと、このような結果になってしまいます。

ミラーリングだからと言って、
全く同じ行動でなくてはダメというわけではありません。

カップを口元に運ぼうとした時に不自然になるなと感じたら、
手を耳先へ持っていくなど近い場所でも良いのです。

なお、ミラーリングは相手がこちらを見ていないときでも有効。
相手の潜在意識には意思が届いているからです。

自然に会話を楽しみながら何気なくミラーリングを試してみましょう。
相手との距離が縮まるかもしれません。